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マンスリーレポート「ステップ」とは
『魔法の書』その2、マンスリーレポート「ステップ」
マンスリーレポート「ステップ」は、グラフを多用していて、実にカラフルですね。従来の財務諸表とはまるで違って見えます。
はい。従来の会計は、税務署に税金を納め、銀行からお金を借りるために決算書をつくるようなものでした。しかし本来、会計という道具は、企業の現在の経営状況をチェックしたり、先行きを予想し、方向性を決定するために活用するものなのです。しかし、そういう使われ方をしていないことが多いのです。
なぜかというと、従来の財務諸表は数字の羅列で、とてもわかりにくいのです。この数字から何を読み取ることができるでしょうか?
また、提供されるタイミングが非常に遅かったのです。法律上、2か月以内に決算書を出さなければならないことになっていますが、たとえば3月末の決算だとすると、それを5月末のぎりぎりに決算書が出来上がってくるような企業も多くあります。これではチェックになりません。
私たちは、月次決算をお勧めしています。たとえば4月度の成績は、5月10日ごろにはわかる仕組みです。そして、経営者が見て理解し、読み取ることができ、社員に十分な説明ができるよう、ビジュアルに工夫をしています。また財務、人事、マーケティングから資金繰りまでのヒントがトータルに、しかもシンプルにまとめられています。
―― まさに最強の『魔法の書』ですね。
企業がそのあるべき未来に向かって進んでいくためには、全社一丸体勢が必要です。そのためには、企業の現在の経営状況を経営者と社員がともに理解し、これからの方向性を共有できなければなりません。
マンスリーレポート「ステップ」は、その道具としてとても有効です。
お渡しする「ステップ」の分析例
PQ図
損益計算書を図によって表したものです。
自社の経営成績全体を見渡すことで、利益の構造がどうなっているかを知ることができます。
年計グラフ
過去一年間の推移をグラフにまとめたものです。
年計グラフを作成することで、 季節変動を消した趨勢的な傾向を把握することができます。
BS図
貸借対照表を図によって表したものです。現在の自社の財務基盤がどうなっているかを知ることができ、自社の安全性を高める方法を検討することができます。
キャッシュフロー計算書
企業全体の資金の流れを数字とグラフで表したものです。
キャッシュフロー計算書によって適正な収支を保った経営を行っているか確認することができます。
必要運転資金
経営の基本的なサイクルである仕入・販売・支払・入金という一連の流れをグラフにまとめたものです。
支払から入金までの差がいくらなのか、またその差を縮めるためにはどうしたらよいかについて検討することができます。