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経営革新セミナー
当事務所では、顧問先の皆様はもちろん、金融機関、各種団体に対して経営革新セミナーを行っています。ぜひご参加ください。
第7回 経営革新セミナーを開催しました。
10月14日(水)午後3時よりイヤタカに於いて、当事務所主催による「経営サイクル確立のすすめ」と題した「TKC経営革新セミナー2009〜第7回 武田 亨税理士事務所セミナー〜」を開催致しました。
中小企業にとって厳しい経営環境下の今、自社の発展と成長に強い意識と意欲を持ってご参加された47名のお客様のお蔭をもちまして、非常に充実した内容のセミナーとなりました。
今回のセミナーでは、当事務所のお客様でありますお二人の社長に、自社の経営サイクル確立に向けた取り組みについてご報告をして頂きました。
また昨年に引き続き、セミナー終了後、同会場において懇親会を開催し、多数のご出席を頂きました。セミナー同様、お客様のお陰をもちまして懇親会も大いに盛り上がり、あらためて職員一同感謝申し上げます。
セミナーの内容
「経営サイクル確立のすすめ」
1.「P−D−C−A経営サイクルがすべての基本」
武田 亨税理士事務所 所長 武田 亨
2.「我が社のすすむ道」
林泉堂 株式会社 代表取締役 林 博樹 様
3.「我が社の経営」
株式会社 サノ・ファーマシー 代表取締役 佐野 元彦 様
「P−D−C−A経営サイクルがすべての基本」
武田 亨税理士事務所 所長 武田 亨

1.P−D−C−A経営サイクルとは?
- 経営のあらゆる場面で、PLAN(計画)→DO(実行)→CHECK(確認)→ACTION(行動)を回すことが大切。
2.Pでのポイント
- 計画とは夢に日付と数値を入れていくこと。計画しないと夢は実現しない。
- 紙に書き、外部発信することで磨かれていく。
- ・「良い加減さ」でとにかくやってみることが大事。
3.Dでのポイント
- 最終目標達成までの途中経過を小目標に分解し、行動と直結させる。
- 目標達成のための時間をどれだけとれるか。
- 社長の行動や時間がいかに目標と深く関連しているか。
- 社員全員に目標思考の習慣を定着させる必要がある。
4.C→Aでのポイント
- 目標と実績のズレの読み込み。達成要因と未達成原因を見極める。
- 原因と結果の関連を当事者に理解し、気づいてもらう。
- 社長の役割は、社員が自らの行動を良い方向に変えていきやすい環境、場を提供すること。
「我が社のすすむ道」
林泉堂 株式会社 代表取締役 林 博樹 様
- 以前は売上を上げることを第一とし販路拡大に努め、 自社の借入状況等を把握できていなかった。
- 経営指針策定道場及びMAS監査を実施し、社外の客観的なアドバイスを得られるようになった。
- 売上高だけでなく、役員報酬等もオープンにすることで、従業員に自社の状況を理解してもらう。
- 数字をもとに、役員と社員がひざをつき合わせて経営について考えるようになった。
- 部門間のつながりが強くなり、社員の自発的な行動が多くなった。
「我が社の経営」
株式会社 サノ・ファーマシー 代表取締役 佐野 元彦 様
- 新年方針発表会を開催し、前年目標に対する評価や新年目標の周知を行う。
- 計画についての取り組みをきちんと評価し、今後の具体的な方向を社員に約束する。
- 薬局長会議、店長会議を実施し、クレームやインシデント、共通課題の情報を共有し合う。
- 自分で伝票を入力することにより、現場がイメージできるようになり、現場に足を運び社員と接する機会も多くなった。
- 中期経営計画を作成することで、新規出店の基準などイメージだったものが明確になった。