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RINGS 今週の言葉

週の始まりに当税理士所員が、「今週の言葉」を決め、直筆にて 掲示発表します。
スタッフ全員が順番に担当しています。 この言葉を念頭におきつつ、日々の業務の糧とします。
ある時は、励ましに、またある時はヒントとなり、スタッフのモチベーションを高めます!

令和6年11月18~令和6年11月22日

仕事の完成よりも、仕事をする人の完成

稲盛和夫さんの著書の中で書かれていた言葉です。
ラテン語には「仕事の完成よりも、仕事をする人の完成」という言葉があるそうです。
稲盛さんは、人格というものは「性格」という先天性のものに「哲学」(どのような哲学に基づいて人生を歩むか)という後天性のものを付け加えていくことで決まってくる。そして、人格の完成は仕事を通じてなされるものであり、いわば哲学は懸命の汗から生じ、心は日々の労働の中で練磨されるという考えから、心を高め人格を練磨するには日々懸命に働くことが何よりも大切あると述べられています。労働とは、経済的価値を生み出すのみならず、人間としての価値も高めてくれるという教えから、自分がなすべき仕事に没頭し、工夫をこらし、努力を重ねていくという姿勢が大切だと思い、今週の言葉としました。

田口 幸宏

2024年11月5日

「算多きは勝ち、算少なきは勝たず。ましてや算無きにおいてをや。」

この言葉は、『孫子』の「計篇」にある一節で、戦いにおける準備と計画の重要性を説いています。

「算」とは、戦略や計画、リスクの分析を意味します。「算多きは勝ち」とあるように、しっかりと計画し準備を整えた者は勝利に近づきます。一方で「算少なきは勝たず」、つまり準備が不十分であれば、勝利は遠のいてしまいます。さらに、「ましてや算無きにおいてをや」と続くこの言葉は、計画や戦略なしに挑むことの無謀さを強調しています。準備も戦略もないまま戦いに臨むのは、敗北を招く危険が極めて高いという警告です。

入念な準備と計画が成功に欠かせない要素であることをこの言葉が示しています。どんな小さなことでも、事前に「算」を重ねることで、成功へと導かれるでしょう。
今週は、行動を起こす前に「算」を尽くし、計画を練ることを意識してみたいと思います。





立石 勇太

R6年10月28日~R6年11月1日

使命を意識するものが成長することができる。

これはドラッカーの言葉です。
使命を明確化させることで得られることとしては、①目的意識の向上②目標設定の明確化③自己成長の促進④他社との関係性の向上⑤意識力の強化などが挙げられます。
人も企業も自分の使命を明確にすることは、自己成長や成功を目指す上でとても重要なステップです。常に明確な使命を意識することで、目的や目標に向かって主体的、自律的な行動ができるのだと思います。

下タ村 祐康

R6年10月21日~R6年10月25日

可能性とはつまり「未来の能力」のこと。現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては、新しいことや困難なことはいつまでたってもやり遂げられません。

 これは稲盛和夫さんの言葉です。
 今の自分の力ではできないことも沢山あるかもしれません。そして、一気にできるようになるということは難しいと思います。けれども、毎日少しずつでも負荷をかけていくことの積み重ねで成長していくことはできます。
 自分の可能性を信じ、日々の積み重ねを大切にすることで、新しいことや困難なことにも立ち向かい、やり遂げることができるようになると思います。

石黒 陽子

2024年10月15日

人と比較をして劣っていると言っても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。

これは松下幸之助氏の言葉です。
自分ではない誰かと比較して劣っている、優っている、それも一つの指標に
なるかもしれません。あの人には負けられないと言う競争心もうまく使えば
自分を高めることができるかもしれません。
でも、まずは去年の自分と今年の自分はどうだったのか、去年よりも成長でき
ているのか、と言うことが大切だと思います。

長谷川 さつき

R6.10.7~10.11

今日の最善は、明日の最善ではない

これは、パナソニックの創業者、松下幸之助さんの言葉です。
現在の最善の方法や結果が未来においても最善であるとは限りません。過去に成功した方法であっても、環境や状況の変化により効果を失ってしまうことがあります。また、過去に最善であると考えられていた結果が、かえって現在において悪い影響を及ぼす結果となることもあります。
普段行っている業務に関しても、「いつも行っているから」ではなく、目的を明らかにし、手段は適切であるか常に考えながら仕事に取り組んでいきたいと思い、今週の言葉とさせていただきました。

菅原 知久

2024年9月30日

一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る。

これは、戦国時代の武将 武田信玄の言葉です。
この言葉を知ったときに、普段何気なくついつい愚痴や言い訳が出てしまっていたなと反省しました。
「はっ。」と良い知恵を思いついたときは、一生懸命に取り組んだこと。「めんどくさい」や「聞いてない」と愚痴が出た時は中途半端な気持ちで取り組んだこと。「時間がない」や「ちょっとぐらい」と言い訳が出た時は、いい加減な気持ちで取り組んだことこと。
何事も一生懸命に取り組みたいと思っていても、知恵がでず言い訳や愚痴が出てしまうこともあります。
そんな時はこの言葉を思い出して自らを律し、言い訳や愚痴ではなく知恵が出るよう心掛けたいと思い、今週の言葉とさせていただきました。

佐藤 沙希

R6.9.23

重要なのは、スケジュールにあるものを優先することではなく、優先事項をスケジュールすること

これはアメリカの作家スティーブン・R・コヴィーの言葉です。
ほとんどの人が行うスケジューリングの方法は、すでに入っている予定の中にさらに重要な活動を入れようとするために、時間をひねりだそうと、仕事の予定を変更したり、他の人に任せたり、キャンセルしたり先延ばしにしたりするとも述べています。
優先順位は低くても重要性が高い業務はつい先延ばしにしてしまいがちですが、目先の必要なことだけでなく、後々のことまでも考えた行動がとれるようにしていきたいという思いから、今週の言葉とさせていただきました。

郡司 果奈

2024年9月17日

先入観は罪、固定観念は悪

これは野村克也監督の言葉です。
決めつけや偏見が誤った判断や成長の妨げになることを教えてくれています。
固定観念にとらわれすぎると新しい視点や可能性を見逃し、先入観は誤解やミスにつながります。柔軟な考えを持つことで可能性を狭めないように成長につなげていきたいという思いから、今週の言葉とさせていただきました。

R6.9.9~9.13

重要なことは、未来において何が起こるかではない。いかなる未来を今日の思考と行動に織り込むか、どこまで先を見るか、それらのことをいかに今日の意思決定に反映させるかである。

これは、ピーター・ドラッカーの言葉です。
未来を形作るのは、何を考え、今日何をするのかといった現在の意思決定であり、日々の行動です。
未来を意識した日々の積み重ねが、思い描く未来を実現させる重要なポイントです。
1日1日を漫然と過ごすのではなく、未来を意識した考え方と行動を心掛けたいと思い、今週の言葉にしました。

佐々木 涼真