RINGS 今週の言葉
週の始まりに当税理士所員が、「今週の言葉」を決め、直筆にて 掲示発表します。
スタッフ全員が順番に担当しています。 この言葉を念頭におきつつ、日々の業務の糧とします。
ある時は、励ましに、またある時はヒントとなり、スタッフのモチベーションを高めます!
多くのことをなす近道は、一度にひとつのことだけすること
これは、作曲家であるモーツァルトの言葉です。人間は同時に1つのことしかできません。最近はマルチタスクをいかにしてこなすかが注目される傾向にありますが、重要なのは優先順位を間違わないことと、目の前の1つの仕事に集中して向き合うことだと思います。
同時に複数の仕事を抱えていると焦る気持ちはありますが、人間が左右の手で同時に異なる文字を書くことができないように、同時に2つの仕事をすることはできません。だからこそ、しっかりと仕事に優先順位をつけて早く取り掛かること、集中して1つの仕事を最後まで終わらせて次に進むことが重要だと思います。
1つ1つの仕事に集中して取り組んでいきたいと思い、今週の言葉とさせていただきました。
山内 雄太
うまく使えば、時間はいつも十分にある。
この言葉はゲーテの言葉です。時間が足りないと感じることは多いのですが、それは時間が足りないのではなく、時間の使い方がうまくないからなのだと思います。期限を決めて仕事行う、時間を区切ってその中で最善の働きをするなど、時間管理をしっかりと行えば自然と時間に余裕が生じてくると思います。時間が無いと感じた時こそ、自分の時間の使い方を見直し、有効に活用していきたいと思い今週の言葉としました。
佐藤 友弥
虫の目鳥の目魚の目
虫の目とは近づいて様々な角度から見ること、鳥の目とは高い位置から俯瞰的に全体を見回すこと、魚の目とは潮の流れをとらえ時代の流れを見失わないようにすることです。
あふれかえる情報の中から必要なものを集め分析し理解するためにはこの3つの目が必要になります。経営や組織運営に関しての重要なこととして語られる場面が多いですが、それだけでなく、物事や人を見るときに非常に重要な要素になると思いまして今週のことばとさせていただきました。
武田 悠
止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい
中国の思想家、孔子の言葉です。できるだけ早く進みたい。時間をかけずに行うことが合理的で良い、ゆっくり進むのは才能がないことのように思えてしまいがちです。しかし、早く時間をかけないことがすべていいわけではないと思います。
小さなことでもやり続けていればわずかでも前進できます。止めてしまえばそこから先へは進みません。継続していく習慣ができれば、進歩も継続していきます。
たとえゆっくりでもいいからいつも前進していくことを意識しておきたいと思います。
宇佐美 和恵
進歩・懸命・自燃
稲盛和夫さんの著書の中で書かれている言葉です。
「進歩」は、我々は等しく無限の可能性を持っているはずだと信じ、一生懸命努力することで、人は進歩をし続ける。「懸命」は、人は追い込まれ、もがき苦しんでいる中でも、真摯な態度で物事にぶつかっていくことで、普段は考えられないような力を発揮することができる。「自燃」は、何かをやり遂げるためには大変なエネルギーが必要で、そのエネルギーは自分自身を励まし、燃え上がらせることで起こる。自分の仕事を好きになろうと努めることが必要で、喜びや楽しみを見出すことで、運命を好転させることができる。という考えです。こういった常に前向きな考え・姿勢が大切だと思い、今週の言葉としました。
田口 幸宏
あなたの時間は限られている。他人の人生を生きてはいけない。
人生の時間は限られています。他人の意見や常識に流されていると、自分の本当の価値や可能性を見失ってしまいます。仕事においても、自分の信念や考えを大切にして判断することが、後悔のない選択や成長につながります。他人のやり方を参考にしながらも、自分に合った形で挑戦していくことが望ましいでしょう。
自分の決断に責任を持つことの大切さを実感します。
立石 勇太
優れたコミュニケーションは、相手がどう受け取ったかで決まる
「言ったつもり」では、伝わっていないかもしれません。ドラッカーは、伝える側の満足ではなく、「相手が理解したかどうか」を重視せよと言います。伝える内容をシンプルに、具体的に、そして相手の立場に立って話すことが大切です。話すことよりも「伝わっているか」を意識して、今一度コミュニケーションを見直してみたいと思います。
下タ村 祐康
すべての人生は心に描いた通りになる。どのような厳しい状況に置かれようと、否定的なことを心に浮かべるべきではない
これは、稲盛和夫さんの言葉です。
自分の心に何を描くのかは自分自身が決められることだと思います。ですので、自分自身を信じてプラスのイメージを描くことが大切だと思います。
どんなに簡単な事でも、自分ができないと思ってしまっては絶対にできなくなってしまいます。逆に、自分はできると思うことができたなら、どんな事にもチャレンジし続けることができるのではないでしょうか。
どんな時でも、常にプラスのイメージを描いて物事に取り組んでいきたいと思います。
石黒 陽子
誰にでもできる仕事を自分にしかできない仕事にする
「誰にでもできる仕事」と「自分にしかできない仕事」の両方を与えられたとき
ほとんどの人は後者の方にやる気やモチベーションを感じるのではないかと思い
ます。
しかし、「自分にしかできない仕事」というのはそうそうあるはずもなく、むしろ
組織として仕事をしていくうえでは、そのような仕事はない方がよいと思います。
この仕事は誰にでもできるから誰がやっても同じと思うのではなく、任された以上
この仕事は誰にも負けないと言う気持ちで一生懸命やることが大切だと思います。
それが成果となって表れて、周りから信頼され、「誰にでもできる仕事」であっても
「あなたがいい、あなたにやってもらいたい」と思ってもらえるようになると思い
ます。
「あなたがいい」と言う言葉をたくさん集めることによって、AIにも置き換え
られない仕事になっていくのではないかと思います、
仕事に自分の存在意義を見出すのではなく、自分がこなす仕事に価値を見つけたい
と思い今週の言葉としました。
長谷川 さつき
自分の中の「できて当たり前」を増やす
何事においても、「できて当たり前」と自ら口にすることは簡単ではありません。
しかし、成長を目指す上では、難しさや苦手意識にとらわれ続けるよりも、「できて当たり前」の水準にまで引き上げるという強い意志を持って取り組む姿勢が重要だと感じています。
一方で、誰もが「当たり前」にできることを、継続して確実に実行することの難しさも忘れてはなりません。
だからこそ、どんなに小さなことでも丁寧に、誠実に取り組む姿勢が求められるのだと思います。
「できて当たり前」と言えるレベルを目指す向上心と、日々の業務に対する謙虚な姿勢を胸に仕事に取り組みたいと思い、今週の言葉とさせていただきました。
渡部恭太